ボーンカービングとは

「ボーンカービング」とは、牛やクジラなどの動物の骨や水牛や鹿の角 等の自然素材を使った、様々なデザインの彫刻です。

ハワイ・ニュージーランドのマオリ族などポリネシア系の人達がお守りとして身につけていました。
現在では、サーファーやダイバーなど海が大好き的な人々の間での人気のペンダントアクセサリーです。
鍛えられた褐色の肌に白いボーンカービングのペンダントは良く映えます。

世界の多くの国で行われている芸術ですが、近年では特に象牙が利用できなくなった事で水牛等の骨を利用する事が増えてきています。


当店では、ハワイやニュージーランドなどのポリネシア系民族の間で好んで選ばれる"フィッシュフック"や"チキ"などのデザインを現地のカーバーやアー ティストの手による、ペンダントなどの一点物のハンドメイド商品をメインに扱っています。

特にニュージーランドのマオリの間では、牛の骨だけではなく現地で採れるグリーンストーン(ジェイド)やアワビ貝(パウアシェル)も素材として良く用いら れています。
クジラの骨やマッコウ鯨の歯などの素材では希少な上に独特の雰囲気が好まれ高価に取引されています。

ネックレスとして利用されるボーンカービングデザインには、今でも様々な願い事や幸運のお守り・魔よけの意味を込めた民族的なイメージが選ばれますが、最 近では様々なオリジナルデザインの作品を生み出すカーバーやアーティストも多くいます。

主なデザインの意味合いについては、「マオリの伝統的デザイ ン」の ページをご覧ください。

ボーンカービングは世の中に多くあるアクセサリ類やペンダント類とは少々異なる特別な感覚があります。
石や金属製の無機質な素材と異なり、身につけ続けるにつれて乳白色の色合いは、太陽の光やあなたの汗や皮脂により少しずつ変化していきます。
長年愛用を続けたボーンカービングは、蜜のような金色にも似た深い色合いを醸し出し、世界中に一つのあなただけのボーンカービングに変わってゆきます。

ニュージーランドに住むマオリの人々は、こうしてボーンカービングが身につけている人の内なる霊と会話をしつつ、やがてその人の一部となっていくと信じて いました。

とてもロマンチックな話ですね。

思いを込めた世界に一つの贈り物として、大事な人にその人のイメージに合ったボーンカービングを送ってみてはいかがでしょう?



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